ぬまぞこ思考ログ(極めて浅い)

ぬまぞこ思考ログ(極めて浅い)

狭く浅い知識と少ない語彙で書き連ねる思考ログ

金属バット(芸人)を好きになった話。

とあるお笑いライブのフライヤーに大阪ゲストという文字とともに載っていた一際黄ばんだ宣材写真があった。

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写真に写る二人は悪い意味で大阪のゴロツキ感が滲み出ているような気がして正直印象が悪かった。偏見でしかないんですけど。

尖ってそうだし絶対怖いし口も態度も悪くて大阪の悪いところ凝縮されてそう。(大阪の悪いところ、というのか何を指すのかは自分でもわからないけれど)

黄ばんだ宣材一つでここまでの悪印象。


その時金属バットが何のネタをやっていたのか、なんでか全く思い出せない(覚えてる人いたら教えてほしいぐらい)。

でもその時の漫才を見たときにいい意味で予想を裏切られたという感覚は覚えてて、エッなにこれ面白いじゃんって思った記憶ははっきりある。

さらにその後のトークでは佇まいが独特で目が離せなくなった。ポケットに手を突っ込む、靴をちゃんと履かない、腰を曲げている等イメージ通りに態度が悪い長髪の人と対照的にしっかりスーツを着た坊主の人。二人の口調は思っていたより柔らかくて尖った感じもなくヘラヘラと掴み所がない雰囲気だった。

「音楽好きでしょ?」と聞かれた友保さんがやっぱりヘラヘラしながら「それが全然好きちゃいまんねん」と答えていたのが印象に残っている。小林さんは中島みゆきが好きだと言っていた気がするけど記憶が曖昧。


思っていたのと違った

面白かったし独特な空気感だった

 
そんなことを思いながらその日は終わり、数日後にまた別のライブに行くと出演者の中に金属バットの名前があった。


2度目に見た漫才は確か「伝説の剣」だったと思う。新宿のライブで大阪の地名を連発していた。だらだら駄弁ってる口調でトンデモ話が繰り広げられる漫才がすごく新鮮に思えて心を掴まれた。友保さんは前日に靴を失くしたとのことで、裸足で舞台に立っていた。このライブが終わる時には私はすっかり金属バットのファンになっていて、そこから違法アップロード動画も見漁ったし自主ラジオも聴くようになって、彼らが東京に来る際には観に行くようにしている。

 
私が金属バットに惹かれたのは漫才の面白さ、サブカル感アングラ感、過激さ、意外に繊細というギャップに加え、ヘラヘラして素を見せない、という部分も大きいと思う。

私はどうにもオカルト的なものに惹かれる習性があるみたいだ。

オカルト(occult)

1 超自然の現象。神秘的現象。

2 目に見えないこと。隠れて見えないこと。

あとサブカル感アングラ感が好きって言うと一部の人には嫌がられそうな気がするけど事実なので書いておきます。それからファン対応がいいところも好きです。

 

続きがあるかもしれない。