【10/5、9/19 追記あり】USJ「ホテル・アルバート」体験したので解説と感想(ネタバレ無し)

今年もUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)でハロウィーンがはじまりましたね。
ハロウィーン期間中はホラー系のイベントがいくつも開催されるUSJですが、その中でもダントツにインパクトが強かったのは去年までやっていた「トラウマ」。
完全ネタバレ禁止とのことで詳細はわかりませんが、暗闇に閉じこめられたり虫を触らされたり(？)と、他にないハードな演出がされていたようです。

いつか行きたいと思っていたんですが、悲しいことに2018年はトラウマが無いということで、その代わりに新しいイベント「ホテル・アルバート」に9/8に行ってきました。
ホテル・アルバートはスタジオパスとは別料金で5,500円ぐらい掛かる上に所用時間も80分と大ボリュームなので、気になるけど躊躇う・どんな内容なのか気になる、という人も多いかと思います(私もそうでした)
なので参考程度にネタバレにならない範囲(公開されている範囲)で説明と自分なりの感想を書いていきます。

●完全没入型ホラー・メイズ

公式サイトの説明文には「完全没入型ホラー・メイズ」と記載されています。
参加者自身が物語に入り込み登場人物の一人になれる、ということですね。最近流行ってるリアル脱出ゲームとか謎解きをやったことがある人はイメージつきやすいと思います。あんな感じです。
参加者がホテルの宿泊客にの一人なってそこで起きる出来事を体験することになります。

●ホラーレベル：？

「ホテル・アルバート」はホラーレベルが「？」となっています。
それぞれ体験することが違うという意味でこのような記載がされていますが、この書かれ方は結構ビビりますよね。
でも個人的には全体通して恐怖度は低めだと感じました。
20人ぐらいがグループになり、その中でさらに少人数で各部屋に割り振られることになります。
とはいえ基本的に一人きりで行動するということはないですし、グループ全員で行動する時間も少なからずあるので耐えられないような恐怖はありません。(※場合によっては一人にされるタイミングもあるようです。)

私は怖さよりも好奇心とかこの先何が起きるんだというドキドキ感が強かったです。
お芝居観るの好きな人はホラーがあまり得意でなくても楽しめるんじゃないかと思います。

(ちなみにですが、友達同士で行っても途中で確実に別々に行動させられるはずです。でも友達同士はみんなと引き剥がされるから逆に気になりません。)

●誓約書

ホラーレベルとともにビビる要素がこの誓約書です。
誓約書書かされるってなると(よっぽど怖いことが起こるんだろう…)と躊躇してしまいますよね。
ざっくり言うと「過激な表現ありますよ」「ネタバレ禁止ですよ」「キャストに触れられることがありますよ」という内容が書かれてるんですけど、この誓約書において一番重要なのはネタバレ禁止項目じゃないかと思います。

過激な表現といってもグロ要素もなかった気がするし想像を超える怖さってことはないです。
キャストに触られることもありますが押されて驚かされたりっていう危険な触り方はされないので大丈夫です。

●ホテル・アルバート・ラウンジ

「ホテル・アルバート」の参加者は体験後にホテルのラウンジに通されます。ここでサービスのドリンクを飲んだり記念写真を撮ったり出来るんですが、この場では是非参加者同士で話をしてみてください。
先に書いたように参加者それぞれが別のものを見聞きしています。他の人の体験を聞くことで判明する事実があるかもしれません。
私がやった時は近くにいた人たちの話を聞いたり考察を話し合って新しく気付くこともあり盛り上がったんですけど、隣のテーブルではそれぞれ友達同士で分かれて静かにされていたので勿体なかったです。

●感想

実際に体験してみて、去年までのトラウマのイメージもあり結構過激なのを想像していたんですがそこは予想に反して全然怖くなかったのが少し残念でした。
でもその名の通り完全没入型で、自分たちが物語の一員になっている不思議な感覚を味わえたのはとても楽しかった。
「美しいハロウィーン」というテーマ通りの世界観とストーリーも素敵でした。私は普段着で行ったのですがきちんとフォーマルな格好をしてる方も沢山いました。没入感が増すと言う意味でも少し着飾って行った方が楽しめる気がします。(但し、広い建物内を歩き回ったり場合によっては急ぐ必要があるのでヒールなどの歩き難い、脱げやすい靴や動き難い服装は避けてください)
また、リアル脱出ゲームとは違って明確な謎とそれに対する答えを提示されることはないため自分から行動して解決の糸口を探す必要はないです。登場人物の話をよく聞き指示された通りに行動していれば大まかなストーリーは理解できるようになっているのでこういうアトラクションに慣れていない人でも気負わず参加できるのではないでしょうか。
ただ自分が手に入れられる情報は全てではなく、他の参加者の話と繋ぎ合わせることで物語の更に深い意味合いを知れる、そんな二段階構造になっているんだと思います。
なので考察が好きな人は絶対楽めるはず。
(ちなみに私も私なりに考察してみたんですけど(あの人って実はアレだよね、あの時見たアレから考えるにあの人はああなんだよね？)全員の話を聞けてないのとわからない部分もあるので、体験済みの人と語り合いたいです。同じような人いたらぜひtwitter(@satori0875)にリプやDMください。)

5,500円のお高めアトラクションですが観劇好き、考察好きな人は一度やってみて損はないと思います。

私自身は二度目は行かないですが、もし来年恐怖度パワーアップしたらまた行きたい…！

これを読んでアルバート参加してくれる人がいたらめちゃくちゃ嬉しいので感想聞かせてください。

【9/19 追記】

ホテル・アルバートを体験して10日ほど経ちました。

改めて感想を述べさせてください。

このアトラクションはむしろ体験後の方が面白い！

あれからいろんな方の体験を聞いているんですが出てくる出てくる自分の知らない要素。

どれだけ掘っても色んな情報が出てくるので飽きないですね、本当に面白いです。

人の記憶とは曖昧なもので、同じ体験をしていても人によって覚えているものが違ったりするんですよね。

私自身は体験後の方がこのホテル・アルバートというイベントにのめり込んでいる気がします。

引き続き体験した方と情報共有したいので、TwitterのDMの方に一報いただければと思います。

【10/5 追記】

有難いことに現在まで沢山の方からご連絡頂いておりますが全てに対応できていない状態です、大変申し訳ございません。

現在まで様々な方の情報や考察を伺っておりますが私自身は特定の考察を持ち合わせているわけではありませんし、色々な可能性を考えたいと思っております。

出来ればただ体験談を交換したり互いの考察を伝え合うのではなく一緒に推理を考えあえると大変嬉しいです。

現在までご連絡いただいている方には時間があるときに返していきたいと思いますが、全てには対応出来ないかもしれません、ご了承ください。

最後に、予想以上に沢山の方々にこの記事を読んでいただけているようで、とても感謝しております。ありがとうございます。

それと同時に、それだけこのホテル・アルバートというイベントが素晴らしいものなのだと改めて実感しております。

しつこいようですが、まだ体験するか迷っている方、気になっているということはこのイベントを楽しむ素質があるということだと思います。是非とも体験してみてください！