ぬまぞこ思考ログ(極めて浅い)

ぬまぞこ思考ログ(極めて浅い)

狭く浅い知識と少ない語彙で書き連ねる思考ログ

オードリーのオールナイトニッポンが好き

M-1で準優勝した当初オードリーのことは単に奇を衒ったキャラ芸人としか思ってなかったんですが、2009年に春日さんがフライデーに撮られた際の記者会見(?)の対応がすごく面白かったんですよね。ところどころ穴の開いた服を着た春日さん、ずーっとからかい口調の記者の人達、ちょいちょい茶々入れる若林さん、終始和気あいあいで時折起こる爆笑…
この映像見たことない人はぜひ見てほしいです。

 

この会見を見てからオードリー二人に対する印象が変わって、テレビではがっちりキャラ固めた「春日」と、その隣にいる地味な人って実際はどんな人間なのか気になりだした頃、ちょうどいいタイミングでオードリーのオールナイトニッポンが開始したワケです。

 

なので今回は、来年ついに放送開始から10年を迎えるオードリーANNのオススメしたいポイントを、初期からまあまあ聴き続けてる私が考えてみました。(独断と偏見)

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①二人の関係性(初期〜中期)

オードリーANNの魅力はなんといってもふたりのフリートークだと思うんですけど、私は特に初期の頃のオードリー二人のトークから滲み出る中学からの同級生ならではの「友達感」がたまらなく好きです。
修学旅行の時に旅館の宴会場のカラオケセットを勝手に使って歌ってたら先生に見つかってビンタされた話とか二人の共通の親友・谷口とのエピソード、メガネのツルをア◯ルに入れて自分磨き(自慰行為)してた同級生、二人が所属していたアメフト部でのエピソードなど、THE・男子高出身!みたいな話題が満載でタマリマセン。
谷口に至ってはSPWのゲストに呼んじゃったんですけど、この放送がまた神回なのでオススメ。
(余談ですが雑誌TVぴあに学生時代の春日若林谷口が写った写真が使われた際、一般人の谷口ではなく若林さんにモザイクかけられたエピソードめちゃくちゃ好きです)

 

②芸能界に戸惑う二人(主に若林さん)

これも初期の頃ですが、2008年のM-1以降一気に露出が増えたオードリーが大御所と絡んだり有名な番組に出たりと色んな仕事をしていく中で慣れない芸能界に困惑するエピソードが面白いです。
まだ若手感が抜けてない芸能人未満みたいなスタンスのままで環境だけが芸能界の中にずんずん突入していってる感じがすごいリアルというか。
これ、若林さん特有のひねくれた視点で語られるのがまたいいんですよね。

例を挙げると有名なトラのかぶり物の話。某お笑い雑誌の撮影で可愛いトラのかぶり物をかぶるよう指示された若林さん、アイドル扱いされるのが嫌でどうしてもかぶりたくなかったためトラを畳んだ状態で頭に乗せるという苦肉の策を取り、その後もラジオで愚痴り続けるという。(後になって「今ならもう普通にかぶれる」と過去のトガリを振り返っています。)
それにしても当人はこの頃本当に大変だったろうと思います。休みも全然なくてストレスで口内炎沢山できた話とかしてたし。

 

③学生感の抜けない若手芸人が芸能人になっていく過程

上から目線の失礼な表現ですみません。
①②の通り中高からの友達同士でコンビを組むもなかなか売れず夜中に芸人仲間と全裸で相撲取ってたような二人が、突然ブレイクして激変する環境に戸惑いながら、一発屋と言われつつも何年もかけて二人共それぞれのキャラとポジションを確立していく、ANNはその過程が見られる貴重な場所だと思います。
いいともレギュラーになった当初、コーナーの仕切りが上手くいかないことやタモリさんになかなか名前を呼んでもらえず覚えてもらえていないんじゃないかと悩む若林さん、スーパーボウル観戦のため初めて海外に行った二人(特に春日さん)の、浮かれまくりのアメリカ珍道中など初体験の新鮮さ溢れるエピソードが多かったフリートークですが、年月を追うごとに春日さんは様々な民族ロケをこなしとうとう海外にAV持って行くようになったり(草)、若林さんも段々MC仕事が増えていき、トガっていたのも少しずつ丸くなっていく様子がわかります。

 

④二人の関係性(中期~現在)

①と同じようでいて違う内容です。
友達の延長のようだった二人の関係性が変わっていき、今では完全にビジネスパートナーという感じになりました。
先に言ったように私はオードリーの友達感が好きだったので寂しくもあるんですが、仕事上の関係となった今も時折垣間見える友達感っていうのもそれはそれで良いものです。
年始に若林さんの熱愛が発覚した時なんかは春日さんが「中学からの友達が女優さんと付き合うなんて…谷口とこの件話さないと」と口走ってたのが最高でした。

最近はそれぞれ個々に違うジャンルの仕事が増えてますが、互いがお互いには出来ないポジションを担ってる感じもまた良いですよね。(そういえば以前オードリー二人揃ってすべらない話に出た時、初登場の春日さんがMVS取ったことを若林さんめちゃくちゃ悔しがってたなあ、トークで春日さんに負けたくなかったんだろうなあ)

 

⑤ツチヤタカユキ

リアルタイムで聴いていたこともあって、伝説のハガキ職人ツチヤタカユキさんとオードリーとのエピソードは特に好きです。

そもそもオードリーANNは、他のラジオと比べてパーソナリティとリスナーの距離がかなり離れています。開始当初にあったリスナーと電話を繋ぐコーナーもすぐに無くなり、その後はフリートーク8割コーナー2割のバランスを保ってふつおたも全く読まず音楽もほぼ流さない、特殊な構成になっています。

そんな中である時から毎週ネタが読まれるようになったツチヤタカユキというハガキ職人のことが気に入った若林さんが、テレビでツチヤの名前を出したことがきっかけで状況が変わっていきます。いちリスナーだったツチヤが作家見習いになって若林さんの付き人のようになり更にその後…という一連の流れ、当時わくわくしながら聴いてました。

リスナーが夢を叶えようとする姿をリアルタイムで見れた(聴けた)のは、聴いてる私にとっても夢のような出来事でした。

若林さんはツチヤに文句言ったりたまに突き放すようなこと言いながらも、出来の悪い弟の面倒見てるみたいな雰囲気があって好きでした。捻くれてたりトガってたり、若林さんは昔の自分と重ねてる部分があったんだろうと思います。

ちなみに春日さんはツチヤとよく小競り合いしていましたがそれもまた面白かった。

ツチヤタカユキさんってすごく個性的で面白い人なんですけど、この人の才能見抜いた若林さんまじすごいと思います。

某所でオードリーとツチヤのエピソードだけ纏められていたりするので興味ある方ぜひチェックしてみてください。相当面白いので。

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書き出したら止まらないしだんだん細かくなってきたのでこのあたりでやめておきます。

二人の関係性とか取り巻く環境とか、なんだか抽象的な部分ばかりにスポットを当てる結果になってしまった…。

オードリーANNでの好きなフリートークや企画やハプニングも色々あるんですけど、それはまた別で書くことにします…キリないので…。

 

そして長々と書いたものの最近は聴くのサボり気味だったりするんですけどね。

果たしてこの文章がきっかけでオードリーANNに興味持つ人がいるのか不明ですが、私のオードリーANNに対する熱が伝わってくれればそれで良いです!はい!

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よければエレ片が好き - ぬまぞこ思考ログ(極めて浅い)も読んでみてください。